かもめ荘は、島根県出雲市大社町日御碕にかつて存在した心霊スポットである。冝保愛子も呪われた心霊スポットとして話題となったかもめ荘は、2022年2月に全てが解体された。この記事では、かもめ荘の歴史についてお伝えする。
かもめ荘の歴史
かもめ荘は1970年に、身体障害者がリハビリなどを行う保養所として開業。
開業後すぐに民営化され一般客の宿泊者も受け入れるようになり、観光客がひっきりなしに訪れる人気の宿泊施設となっていった。
下の写真は、1974年~1978年に撮影されたかもめ荘である。

この写真の当時は客足も全盛期だったであろう。
しかしブームが終わると、従業員が去り、所有者も代わってしまい、70年代の後半には休業となった。
それ以降営業が再開されることはなく、その後は「心霊スポット」といううわさが広がり、不気味な雰囲気を漂わせるようになっていった。
かもめ荘の土地と建物は、雲南市の建設会社が所有しているが、2021年9月に解体することに至った。
2022年2月に解体が完了し更地になったが、現在はグランピング施設として生まれ変わっている。

かもめ荘はどうして心霊スポットとなったのか
冝保愛子もお手上げ⁉
閉業したのち、荒廃していく不気味さから中国地方では有名な心霊スポットとなっていたが、さらに有名とした出来事が、霊能力者【冝保愛子】の存在である。
冝保氏がかもめ荘に訪れた際、除霊を行ったものの、あまりの霊の多さに断言した、という噂がささやかれている。
さらにそれだけでなく、その1ヶ月後に胃ガンで亡くなってしまったため、「かもめ荘の呪い」として心霊スポットとして更に有名となった。
北朝鮮の工作員が潜んでいる⁉
このかもめ荘は、心霊スポットとしてだけでなく、北朝鮮の工作員が潜んでいるのではないかと噂されている。
地下にある異様な機械類なども、そんな彼らの人体実験場だとかアジトだとか噂される理由にもなっているようだ。
島根県は日本海に面しており北朝鮮から近いからか、ここでも何人かの日本人が拉致されたという話も出ている。
もちろんこの日御碕だけではなく、島根県中の土地で拉致されたのではないかという方々がたくさんいるため、このような噂が言われるようになったのだろう。
まとめ
どちらの話もあくまで都市伝説であり、信ぴょう性は低いと言える。
今まで40年間以上も解体しなかった理由に関しても、『解体しようとすると、不幸なことが起こる』などの噂もあったが、2022年に無事解体を完了することが出来た。
実際にどれほどの不幸なことがあったのかは分からないが、これでかもめ荘の呪いに終着が訪れたのではないだろうか。
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